子供を育てていて、いろんな悩みを聞く機会によく出会います。
うちのこ、こないだもいのこりだったの…
再テストだったの…
すっごく心配で、悪い点をとった時についつい
「なんで、わからへんねん!!」
って、怒ってしまう。
たしかに、それが続いてしまうと、怒ってしまう気持ち
すっごいわかります!!
だって、
『怒ってしまう』
『腹が立つ』
という気持ちが沸き起こるのは、
わが子の将来が心配だから
この言葉に尽きるのではないでしょうか。
先の見えない将来で、子供の心配をするというのは
親の愛情をおおいに感じます。
今回は
『小学生低学年の子供が頭が悪い!将来が心配…と思っている親御さん』
に対して、
そんな考え方もあるね~って
ゆるーく、長い目で見ていこうか!
って前向きに思えるように
読んでもらえたら嬉しいです。
98点も80点も60点も実は一緒!育てるべき点とは
うちの小2の息子が漢字のテストを嬉しそうに持って帰ってきました。
「85点以下は再テストなんだよ!
僕は98点だったから大丈夫~」
って。
一発で98点をとれたことは、すごーくほめました。
家では宿題ぐらいしかしていません。
でもその分、授業中に覚えていたようです。
ここで、私は
授業中に覚えられたこと
を誉めてあげました。
さらに息子は続けました。
「でもね…〇〇って間違えた漢字、
忘れがちなんだよね~。
でも今回で覚えるよ。」
これって、
98点をとってきたことよりも
ほめる点だな!!って思いました。
100点の子と並ぶくらいすごいこと
だと、感じました。
もし、息子が80点、60点をとってきたとしても
同じことを思うと思います。
だって、間違えたところを覚える努力をすれば
それは100点の子と並べるのだから。
結果的には努力次第で満点の子と並べる。
それは私の生き方を思い返すきっかけともなったのです。
たしかに…この時期はいい点を採るだけが大事ではない
「子供の努力を伸ばす」大切な時期
私は「小学校、中学校、高校」と成績が悪い子供でした。
しかし、合格率が29%の国家試験を合格して、
上流ではないにしろ、
やりたいことで稼ぎ、今の生活を送っています。
成績や頭が良くないことは自分で理解していました。
その分、
人の2倍頑張って絶対合格してみせる!
と頑張って資格をとったのです。
国家試験をとると
高得点で合格した子も
ぎりぎり合格圏内で合格できた子も
結局は同じ土俵で仕事ができます。
その土俵に乗れたら
自分のやりたい仕事を堂々とできるのです。
これってすごいことじゃないですか?
結局は、その「やりたいこと」を
努力次第でクリアできるということです。
そんな頭の悪かった私がやってきた
国家試験の勉強方法はとってもシンプルです。
問題を間違える→間違えた箇所のみを暗記と理解する
これだけです。
小学生の頃から、そのことを知っていたら
すごく強くないですか?
単純に言えば
間違えたところを覚える・理解する→100点の人と同じ
ということです。
大人になってから知ったのですが、
世界的にみて優秀と言われるユダヤ人も
とりいれている勉強法なんだとか。
ユダヤ式勉強法について気になる方は
この記事も読んでみてください。
これから伸ばす能力とは
心理学の一説では
子供の能力は
『5割が遺伝
3割が環境
2割が親がしてあげられること』
と言われています。
親がしてあげられることとしては、
環境を与えてあげることはできますよね。
環境の一部には親も関連しているのかもしれませんが。
これは、考え方もその一つにあたるかなっと
私は思うのです。
これから、子供に身につけてほしい考え方として、
とってきた点数だけで、へこむのではなく、
悪い点数を採った後でも、
努力次第で点数上位の人と並ぶことができるんだよ
という考え方。
その考え方を一つ盛り込むことにより、
悪い点数を採ってきても、
わからへんとこ今回で知れてラッキーやったね!
って努力させる方向にもっていける。
ただただ、自己を否定のではなく、
前向きに考えてくれたら…と、
そう信じています。
ユダヤ式勉強法に興味がある方は
ぜひ読んで見てください。
教科別に伸ばす方法が書いているので、
わかりやすく、一冊もっていると重宝しますよ。