スマホ時代ですね。スマホの普及率はどんどん低年齢化してますよね。
私の時は携帯電話なんて高校生でやっとデビュー!むしろ持ってたらイケテル!って時代でした。
「いつかは子供に買ってあげないといけない時がくるのだろうな。」
と思いつつも不安もついてまわります。
同じ思いの親御さんおられるのではないでしょうか?この記事では、
・スマホ普及率って今どんなかんじ?
・スマホのデメリットって何?
・『スマホ18の約束』とは
について紹介していきます。
いつからもたせるべき?

いつから持たせたらいいのか…。周りが持ち始めて欲しがるようになったり。
習い事の時間帯や親御さんの仕事の都合、各家庭によって事情は様々だと思います。
内閣府はインターネットの実態調査を行いました。
・インターネットの利用率、何の機器で利用しているのか
・インターネットの利用時間
・自分専用のスマホを持っているか
について抜粋して紹介します。
インターネットの利用率と機器

引用:内閣府 平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)
中学生・高校生と年齢があがると、スマホでのインターネットの使用が増えているのがわかります。
小学生ではまだ、タブレットとゲーム機でインターネットをしているこが多いようですね。
85.6%の小学生がインターネットを日々使っていることには驚きですが。
最近ではテレビでもインターネットが使えるので「テレビでのインターネット利用も多いかな」と予想していたのですが、
テレビはわずか「4.6%」でした。
ゲーム機にタブレット、スマホで個人で楽しんでいるのかな?と予想できます。
インターネットの利用時間

引用:内閣府 平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)
驚きじゃないですか!?この結果を見ると…ますます渡すのが不安に思えてきます。
小学生でも一日に約2時間もインターネットをいじっているのです。
しかも趣味・娯楽の割合がとても多いです。
この結果から、
持たす前にきちんと約束事を決めておくことが大切だとわかります。
自分専用のスマホを持っているか

引用:内閣府 平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)
小学生は10歳以下の所持率は下の表になります。

小学生も上級生になると3人に1人の割合で持っていることには驚きます。
中学生ではすでに78%が所持しているようです。部活などの連絡もラインでするようですね~。
これだけの子がもっていると、持ちたいと言ってくるのも当然のように思えてきます。
しかし、ただ持たせるのではなく、きちんとリスクを教える必要がありそうです。
スマホのデメリット

四六時中スマホをいじる
ゲームやSNS、LINEなど、気になって四六時中スマホをいじってしまう!
ご飯の時や勉強時間でも気になってしまい、ずっと携帯をいじってしまいます。
スマホ依存症という言葉をよく聞きますよね。スマホがないと不安定になる人も増えています。
想像力の欠如から人を傷つける
画面上のやりとりでは相手の顔などが見えないので、一方的に相手を傷つけることを言ってしまったり、
のけ者にしたりイジメに直接つながるケースも少なくありません。
知らない人とも繋がれる
SNSをかいして簡単に知らない人とつながることができます。被害に巻き込まれるケースは年々増加しており、他人事とは思えません。

引用:警視庁HP 平成29年におけるSNS等に起因する被害児童の現状と対策について
実体験を大切にしてほしい
スマホに時間を費やしていると、若いからこそできる仲間と過ごす貴重な時間をとられてしまいます。画面上ではなく活発に行動力のある青春を送ってほしいです。
見てほしくない映像も簡単に見られる
見てほしくないアダルトサイトやグロテスクな映像など、教育に悪いものも見れてしまいます。
子供のインターネット上の行動まですべて理解するには難しそうです。
お金がかかる
月々お金がかかるのはもちろんですが、ゲームなど夢中になりすぎると課金してしまうケースもでてきます。
勝手に課金するのではなく、相談し合える関係性を作ることが大切だと思います。
母から子へ、スマホ18の約束

Happy boy hugging his mother and smiling
『母から子へ、スマホ18の約束』は、アメリカでブロガーをしている5人の子を持つ母親が、スマホをはじめて与える際に、13歳になる息子と交わした約束です。
約束1 このスマホの持ち主は、あくまでもお母さんよ。
約束2 パスワードを決めたら、お母さんに知らせること。
約束3 お母さんやお父さんから着信があったら出なさい。必ずよ。
約束4 夜の間、スマホはママに預けて。電話は、相手の家に堂々と顔を出せる相手にだけよ。
約束5 学校には持っていかないこと。直接話した方が、あなたの力になるわ。
約束6 壊したら自己負担。一度はありうることだから貯金をしておいて。
約束7 うそや人を傷つけるための道具じゃないわ。人が人を傷つけるのを傍観したりそれに参加したりもダメ。
約束8 書き込む前に、その言葉を直接相手に言えるか考えなさい。
約束9 友達に、その家族が聞いたら傷つくようなことを言ってはダメ。
約束10 大人向けの画像は禁止よ。私に見られても恥ずかしくないものだけにしなさい。
約束11 レストラン、映画館、そして人と話しているときはスイッチオフかマナーモードにしなさい。
約束12 あなたや知り合いの裸の写真はやり取りしてはダメ。一生つきまとわれ巨大なインターネットから、跡形もなく奪い取ることは絶対に不可能よ。
約束13 写真や動画もいいけれど、保存はそこそこにね。肌身で感じて記憶したものは、一生ものよ。
約束14 ときどきスマホなしで外出なさい。スマホは、不可欠なものではないの。流行に流されないのも大人の生き方よ。
約束15 チャートにない、新旧の音楽をダウンロードしてごらんなさい。こんなに音楽に手が届く時代は初めてよ。
約束16 はやりのゲームばかりでなく、言葉遊びやパズルなど、頭を使うゲームもときどきね。
約束17 検索の世界だけでなく、鳥がさえずる現実の世界もご覧なさい。歩いて見知らぬ人との会話も、楽しみなさい。
約束18 スマホの扱いに失敗したら一度お母さんに返して、じっくり話し合いよ。お互いに成長していきましょう。
引用:母から子へ、スマホ18の約束 和訳抜粋
お母さんと息子の信頼関係があるのがよくわかります。
この18の約束から大切なことを改めて考えさせられました。
現代の子供たちはインターネットやスマホに依存したり操られずに上手に付き合って生きていかなくてはいけません。
スマホを与える際に何を教えるか、いっぱい考えてきましが、
結局は人としてのマナーや温かみを子供に教えていくのが一番の愛情だと感じました。
まとめ
・小学生高学年になると3人に1人持っている
・スマホを使うのに娯楽要素を避けるのは難しい
・SNSでの事件が増加している
・スマホを与えるにはルールを決めておく必要がある
・『スマホ18の約束』は人として大切な教えだった