子供を育てていて、いろんな悩みを聞く機会によく出会います。
うちのこ、こないだもいのこりだったの…
再テストだったの…
すっごく心配で、悪い点をとった時についつい
「なんで、わからへんねん!!」
って、怒ってしまう。
たしかに、それが続いてしまうと、怒ってしまう気持ち
すっごいわかります!!
だって、
『怒ってしまう』
『腹が立つ』
という気持ちが沸き起こるのは、
わが子の将来が心配だから
この言葉に尽きるのではないでしょうか。
先の見えない将来で、子供の心配をするというのは
親の愛情をおおいに感じます。
今回は
『小学生低学年の子供が頭が悪い!将来が心配…と思っている親御さん』
に対して、
そんな考え方もあるね~って
ゆるーく、長い目で見ていこうか!
って前向きに思えるように
読んでもらえたら嬉しいです。
98点も80点も60点も実は一緒!育てるべき点とは

White77 / Pixabay
うちの小2の息子が漢字のテストを嬉しそうに持って帰ってきました。
「85点以下は再テストなんだよ!
僕は98点だったから大丈夫~」
って。
一発で98点をとれたことは、すごーくほめました。
家では宿題ぐらいしかしていません。
でもその分、授業中に覚えていたようです。
ここで、私は
授業中に覚えられたこと
を誉めてあげました。
さらに息子は続けました。
「でもね…〇〇って間違えた漢字、
忘れがちなんだよね~。
でも今回で覚えるよ。」
これって、
98点をとってきたことよりも
ほめる点だな!!って思いました。
100点の子と並ぶくらいすごいこと
だと、感じました。
もし、息子が80点、60点をとってきたとしても
同じことを思うと思います。
だって、間違えたところを覚える努力をすれば
それは100点の子と並べるのだから。
結果的には努力次第で満点の子と並べる。
それは私の生き方を思い返すきっかけともなったのです。
たしかに…この時期はいい点を採るだけが大事ではない
「子供の努力を伸ばす」大切な時期
私は「小学校、中学校、高校」と成績が悪い子供でした。
しかし、合格率が29%の国家試験を合格して、
上流ではないにしろ、
やりたいことで稼ぎ、今の生活を送っています。
成績や頭が良くないことは自分で理解していました。
その分、
人の2倍頑張って絶対合格してみせる!
と頑張って資格をとったのです。
国家試験をとると
高得点で合格した子も
ぎりぎり合格圏内で合格できた子も
結局は同じ土俵で仕事ができます。
その土俵に乗れたら
自分のやりたい仕事を堂々とできるのです。
これってすごいことじゃないですか?
結局は、その「やりたいこと」を
努力次第でクリアできるということです。
そんな頭の悪かった私がやってきた
国家試験の勉強方法はとってもシンプルです。
問題を間違える→間違えた箇所のみを暗記と理解する
これだけです。
小学生の頃から、そのことを知っていたら
すごく強くないですか?
単純に言えば
間違えたところを覚える・理解する→100点の人と同じ
ということです。
大人になってから知ったのですが、
世界的にみて優秀と言われるユダヤ人も
とりいれている勉強法なんだとか。
ユダヤ式勉強法について気になる方は
この記事も読んでみてください。
これから伸ばす能力とは

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心理学の一説では
子供の能力は
『5割が遺伝
3割が環境
2割が親がしてあげられること』
と言われています。
親がしてあげられることとしては、
環境を与えてあげることはできますよね。
環境の一部には親も関連しているのかもしれませんが。
これは、考え方もその一つにあたるかなっと
私は思うのです。
これから、子供に身につけてほしい考え方として、
とってきた点数だけで、へこむのではなく、
悪い点数を採った後でも、
努力次第で点数上位の人と並ぶことができるんだよ
という考え方。
その考え方を一つ盛り込むことにより、
悪い点数を採ってきても、
わからへんとこ今回で知れてラッキーやったね!
って努力させる方向にもっていける。
ただただ、自己を否定のではなく、
前向きに考えてくれたら…と、
そう信じています。
ユダヤ式勉強法に興味がある方は
ぜひ読んで見てください。
教科別に伸ばす方法が書いているので、
わかりやすく、一冊もっていると重宝しますよ。